無線機

アナログ無線機からデジタル無線機への移行について

この記事では、クリアな音質が魅力のデジタル簡易無線機の最適な利用シチュエーションや、法改正により2022年12月1日以降にアナログ簡易無線機が使用できなくなる事を踏まえて取るべき行動について説明します。

デジタル簡易無線機とは

デジタル簡易無線機は、アナログ簡易無線機に比べてクリアな音質の無線機器です。デジタル無線機とアナログ簡易無線機は同じ周波数帯域を使用していますが、デジタル簡易無線機は音声データをデジタル処理しているので雑音という概念が無い為にクリアな音質での通信が可能となっています。

デジタル無線機は、敷地面積が大きなイベント会場や、複数台での車の移動、観光地での連絡手段などに使われます。使用の際は、免許申請か登録申請が必要です。免許申請や登録申請の方法は、総務省や無線機メーカーのウェブサイトで確認できます。

デジタル簡易無線機とアナログ簡易無線機の違い

2020年現在、簡易無線機にはデジタル簡易無線機とアナログ簡易無線機があります。デジタル無線機と比較したアナログ無線機の特徴は、通話遅延が無い点と通話者同士が離れると徐々に雑音が入ってきて最終的に通信ができなくなる点です。昔から無線機を使用している方にとっては、通話遅延が無く音質の再現性の高さや、雑音が入り始めたら通信がクリアになる場所まで移動することができるなど、アナログ簡易無線機の特徴を上手に活用していた方も多かったと思います。

アナログ簡易無線機は、2008年の電波法改正により電波の有効利用を促進するために2022年12月1日以降の使用が禁止になります。特定小電力無線機のアナログ無線機は、それ以降も利用できる可能性があり、全ての機種が使用禁止になる訳ではないですが、違法の無線機を使用しないためにも、アナログ無線機を使用する場合は、違法でないか無線機業者に相談するべきでしょう。

デジタル簡易無線機の免許局と登録局の違い

デジタル簡易無線機には利用目的により免許局と登録局の2種類に分けられます。免許局と登録局の大きな違いは、利用時の申請内容と申請者意外にも使用可能かどうか(レンタル可能かどうか)にあります。
免許局の場合、法人や団体の利用を目的として1台1台に申請が必要です。登録局の場合、個人も含めて申請可能で申請者以外の利用が可能なのでレンタルも可能となっています。

その他、詳細な機能の違いについては以下の記事を参考にしてください。
〈無線機の免許局と登録局の違いとは?〉

デジタル化対応の簡易無線機

2019年12月に市販で販売されているデジタル簡易無線機とアナログ簡易無線機の種類をまとめました。アナログ簡易無線機の取り扱いは少なくなっています。アナログ簡易無線機からデジタル簡易無線機へ無線機を移行する際に活用してください。

 スタンダードアイコムケンウッドモトローラー
デジタル対応型番VXD450V
VXD460U
VXD450U
VXD450R
VXD450S
VXD4500V
VX-D5901
VX-D2901
IC-DV75
IC-DU75
IC-DU65B
IC-DU65C
IC-D70/IC-D70BT
IC-D60
IC-DV5505C
TCP-D751 FT
TCP-D751 CT
TCP-D151C/D251C
TCP-D143/D243/D343
TCP-D201
TPZ-D510
TPZ-D553SCH
TPZ-D553MCH
TPZ-D503
XiR6660
XiR M8668i
SL2K
XiR P8668i
XiR E8608i
XiR P6620i
XiR P8608 Ex
デジタル未対応型番VX-582
GX5560
IC-VH45MFT
IC-VH37MFT
IC-UH38MFT
IC-VM4525MFT
TCM-124/224シリーズ
TCP-123/223シリーズ
TCP-133W/233Wシリーズ
TCP-101/201
TCP-523
GP329Ex

ネクストギアーズで提供できるデジタル簡易無線機

ネクストギアーズでレンタルを行なっているデジタル簡易無線機は、「ケンウッド(TCP-D551)」、「モトローラー(GDR4800・GDR3500・GDR4000)」、「アイコム(IC-D70BT・IC-D60)」の3つのメーカーがあります。

提供できる製品の機能を簡単に紹介すると、通信可能距離が最大5kmで、チャンネル数は30ほどで、中には上空で5ch搭載している製品もあります。連続使用可能時間は、短いもので約10時間、最大で約22時間の使用が可能です。
また、置き型からハンディタイプ、防水、防塵まで様々な種類に対応しているので、さまざまなお客様のニーズにお応えできるので是非一度ご相談ください 。

デジタル簡易無線機の利用がオススメのシュチュエーション

■登山やスキー
最大約5km四方に通信が可能で、ワンプッシュで全員に通知可能なので登山やスキーでの連絡手段としておすすめです。

■警備や学校行事やイベント
一斉に通知ができる利便性と通信距離の広さから警備に使われることも多いです。学校行事やイベントへの活用もおすすめです。

簡易無線機を利用する上での注意点

アナログ簡易無線機は2022年12月1日以降、利用が電波法違反になります。理由として、アナログ簡易無線機の利用する際に発生する、無駄な電波(スプリアス)を排除することと、デジタル化による電波の有効活用が目的です。電波は有限のものなので無駄な電波を排除することで、より快適で利便性の高い利用が実現できます。

現在進行系で、アナログ簡易無線機を利用している人は、少しずつデジタル簡易無線機への移行準備が必要です。アナログ簡易無線機の使用期限の2022年11月30日を向かえるにあたって、以下のような移行方法を検討すると良いでしょう。

  • 段階的にアナログ簡易無線機の入れ替えを行う。
  • アナログ簡易無線機を一斉に入れ替える。
  • 自社保有のアナログ簡易無線機を減らし、一部レンタルで対応する。
  • 利用する無線機を全てレンタルにする。

アナログ簡易無線機からデジタル簡易無線機への移行方法の詳細については、こちらで説明しているのでご確認ください。
〈アナログ方式の簡易無線局の使用期限と対処方法〉

まとめ

デジタル無線機は、音声がクリアで長距離での通信が可能です。2022年11月30日までのアナログ簡易無線機の使用期限に向け、アナログ簡易無線機を利用しているユーザーは、デジタル簡易無線機への移行を考える必要があります。今回の記事を参考にレンタルもしくは、買い替えを行いましょう。

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