インカム

スキーやスノーボードに適したインカムの選び方

インカム(トランシーバー)には大きく分けて3つの種類があり、それぞれの通信距離やバッテリー駆動時間が異なるため、スキー向いているものとそうでないものがあります。たとえば防塵・防水機能がついている機種は、埃や雪によってインカムが故障する事態を避けることができます。

スキー場でインカムやトランシーバーがあると便利な理由

ゲレンデを滑っていると、風の音や周囲の物音で会話がしにくいことや、人が多くて大声を出すことにためらいを感じることがあります。そんなときに、インカムやトランシーバーがあればいつでもグループで会話を楽しみながら滑ることができます。スキーやスノーボードを複数人で楽しむときはコースの分岐でどちらに進むかを相談したり、トイレ休憩や小休憩を挟んだりする際など、仲間内で連絡を取り合いたいシーンが何かと多いです。また、仲間内で滑り方のレクチャーをしたり、はぐれないように居場所を確認し合ったりするケースもあります。最近では携帯電話が利用できるスキー場も増えているため、携帯電話にイヤホンマイクを装着することで、インカムやトランシーバーの代わりとして利用できますが、山頂付近など場所によっては圏外になってしまう可能性があることや、操作の際にグローブを付け外しする必要があります。その点、インカムやトランシーバーであれば、無線機同士で電波の送受信を行っているため、通信エリアの影響もなく、滑っている最中に特別な操作をする必要もなく、通話をしたまま滑ることができます。

インカムとトランシーバーに機能的な違いはなく、現在では同じ意味を持つ言葉として使用されることが多いです。どちらの場合も無線機を指しており送信ボタンをワンプッシュで運用が可能です。

スキーに適しているインカム・トランシーバーは簡易業務用無線機

インカムやトランシーバーには、いくつかの種類があり用途によって向き不向きがあります。中でもスキーに適しているのは、通信距離が1キロメートル以上ある「簡易業務用無線機」です。

スキー初心者と上級者が混じっている大人数のグループでは滑るコースが別々になり1キロメートル以上距離が離れることもありますが、そうした場合でも簡易業務用無線機であれば連絡を取り合うことができます。
特定小電力トランシーバーは通信距離がおよそ200メートル程度で、簡易業務用無線機と比べると通信距離が短いです。少人数のグループであれば特定小電力トランシーバーでも対応できる可能性はありますが、スキーは人の移動を伴うスポーツであるという性質上、特定小電力トランシーバーの通信距離の上限目安である200メートル以上離れてしまうこともあるため、簡易業務用無線機の方が適しているといえます。
IP無線機はIP(インターネットプロバイダ)を利用した無線機で、携帯電話通信網(パケット通信)を利用して通信を行います。その性質から、都市部であれば距離や障害物の有無に影響を受けずに通信を行うことができますが、携帯電話の電波が入りにくいエリアがあることが予想されるスキー場での利用には適していません。

スキーで使うインカム・トランシーバーを選ぶときのポイント

防塵・防水性能がある

スキーを行う際には、トランシーバーが雨や雪に晒される可能性があるため、防塵・防水性能があるトランシーバーを選ぶと安心です。IEC(国際電気標準会議)によって行われるIP試験では、防塵機能が6段階、防水機能が8段階の等級で表され、最も保護等級が高いものはIP68(左の数字が防塵=6、右の数字が防水=8)と表記されます。現在ではIP57~IP68のトランシーバーも多いので、スキーで利用する際にはなるべく保護等級が高いものを選ぶとよいでしょう。

ハンズフリーで双方向通話ができる

インカム・トランシーバーの通話方式は2種類あり、「PTT方式(プッシュ・トゥ・トーク)」と「VOX機能付き(ボイス・オペレーション・コントロール)」に分かれます。

  • PTT方式:ボタンを押している間のみ送信できる(押していない間は受信)
  • VOX機能:音声に反応して自動的に送信と受信が切り替わる機能

スキーをする際には、グローブを着用していたり、手にストックを持っていたりする場合も多いので、ボタンを押さなければならないPTT方式のものは不便に感じる状況も多いです。VOX機能のあるインカム・トランシーバーであればハンズフリーで利用が可能なので、インカム・トランシーバーを選ぶ際にはVOX機能があるものを選ぶとよいでしょう。

秘匿性が高い

トランシーバーはグループ内で周波数(チャンネル)を合わせれば、その周波数を利用しているメンバーだけで通信が可能になりますが、ゲレンデではスキー場のスタッフや他の利用客もトランシーバーを利用していることもあるため、混信してしまうことがあります。
混信を起こすと、通信が停止してしまったり、他のグループの声が通信に混ざってしまったりすることがあります(自分たちの声が他のグループに聞こえてしまうこともあります)。
混信を防ぐために、簡易業務用無線機では最大100チャンネル(登録局では30チャンネル)、特定小電力トランシーバーでは最大20チャンネルの通信チャンネルを利用できるようになっており、混信した場合でも他のチャンネルに移動することで通信を行えるようになります。そのため、トランシーバーを選ぶ際には最大チャンネル数が多いものを選ぶようにすると、万が一混信を起こしてしまった場合でも安心です。また、デジタル無線機と呼ばれるトランシーバーは混信を起こしにくいです。2008年に行われた電波法改正により、現在はほとんどのトランシーバーがデジタル無線機になっているため、基本的にはデジタル無線機の中からトランシーバーを選ぶことになります。
※100チャンネル搭載の業務用無線機は法人でのみ購入/免許申請が可能ですので、レジャーユースの場合は30チャンネル仕様の業務用無線機のご利用となります

購入・レンタルどっちが良いか

多くの場合はレンタルで事足りますが、利用頻度が多い場合には購入を検討することになるでしょう。ただし簡易業務用無線機を購入して利用する場合には総務省に簡易無線局の免許申請を行う必要があります。個人利用・法人利用のいずれの場合でも申請が必要です。
出典:http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/E/cr/dwn8.htm

 

一方、レンタルの場合はレンタル業者が総務省に申請を出しているため免許の取得や登録の申請がなくとも利用が可能です。無線機を購入すべきかどうかは使用するシチュエーションや用途にもよりますが、年に数回使う程度であれば面倒な申請や免許の取得が必要ないレンタルのほうが良いといえます。

ネクストギアーズでレンタルするならGDR4800がおすすめ

カテゴリ簡易業務用無線機(登録局)
通信距離~5キロメートル
バッテリー駆動時間約17時間(送信出力1Wのとき)
重量約335グラム(本体、アンテナ、2,300mAh Li-ion電池装着時)
防塵・防水性能IP67
レンタル料金(宅配の場合)2,400円~

商品ページ:https://www.next-gears.net/maker/motorola-solutions/gdr4800/

 

GDR4800は最高水準の防塵・防水性能を持った簡易業務用無線機で、異物や水の侵入に強い非常にタフな無線機となっています。1~5キロメートルの距離で通信を行うことができ、特定小電力トランシーバーと比べると障害物や遮蔽物がある場合でも比較的安定して通信を行うことができるため、悪天候が予想されるスキー場での利用に適しています。オプションとしてイヤホンマイクや、予備バッテリーなども用意しています。

まとめ

インカム(トランシーバー)には大きく分けて3種類ありますが、スキーで使うなら簡易業務用無線機を利用するのが良いといえます。VOX機能がありハンズフリーで連絡が取れるものや、防塵や防水といった性能がしっかりと完備されているものを選ぶとよいでしょう。

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