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無線機

無線機の免許局と登録局の違いと選び方

簡易業務用無線機には、「免許局」「登録局」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
免許局と登録局は、外見上はほぼ見分けがつきませんので、仕事で無線機を使っている方の中にも「使っている無線機が免許局か登録局か知らない」という方もいるのではないでしょうか。
実は、それぞれに特徴的な運用のルールがありますので、本コラムでは、免許局と登録局は具体的に何が違うの?という点をご案内していきます。

免許局とは?

免許局は、主に法人などの団体が業務に利用することを目的とした無線機です。無線機1台1台に免許が必要で、免許された団体に所属している方のみ使用が許されています。 つまり、免許局を他の団体や個人に賃借(レンタル)して使用することは違法となります。
登録局ができる2008年までは免許局の区分しかなく、高出力の無線機を使用するには各法人が購入する必要がありました。

登録局とは?

登録局は、登録者以外の方も使用が可能な区分の無線機です。登録がされていれば、レンタルが可能点が免許局との大きな違いです。 弊社がレンタルサービス部門で取り扱っている簡易業務用無線機は全て登録局ですので、合法的に安心してレンタルサービスをご利用いただけるようになっています。 また、免許局は業務使用のみですが、登録局はレジャー使用も可能ですので、個人でも簡単に使用可能です。
※2021年時点でもまだ世間には免許局の無線機をレンタル提供している会社がありますが、違法のケースが多いのでご注意ください。他団体名義の免許局を使用した場合、レンタル事業者に加えて運用者(=お客様)にも罰則があります。

免許局と登録局の違い

免許局と登録局の機能の違い

出力や運用可能時間、重量などはほとんど変わりませんが、大きくな違いとしては「チャンネル数」と「アナログ通信の有無」、「キャリアセンスの有無」があります。
免許局登録局
免許無線機1台1台につき免許が必要免許不要・別途登録申請と開設届けが必要
用途業務使用のみ業務使用/レジャー使用
レンタル可否不可可能
チャンネル数UHF帯 アナログ35ch/デジタル65ch
VHF帯 アナログ9ch/デジタル19ch
UHF帯 デジタル30ch/上空用5ch
周波数 UHF/アナログ 465MHz帯・468MHz帯
UHF/デジタル 467MHz帯
VHF/アナログ/デジタル 154MHz帯
UHF/デジタル 351MHz帯
キャリアセンス無し有り

チャンネル数

免許局の方が登録局よりも多いチャンネルが使えますので、混信の可能性が低くなります。 大きなイベント会場などで様々な団体が無線機を使うシーンでは、登録局の30chでは電波が干渉し合って十分な通信ができないこともあるため、チャンネル数が多いというのはそれだけでメリットとなります。

通信方式

登録局はデジタル通信のみである一方、免許局はデジタル通信の他に、アナログ通信が利用できる機種があります。 デジタル通信方式は音質がクリア、混信しにくいというメリットがあり、アナログ通信方式には通信のディレイ(遅延)が短いというメリットがあります。 映像制作会社や舞台運営など、タイミングをコンマ1秒単位で合わせる必要がある業種には、ディレイの短いアナログ通信方式が好まれていますが、アナログ通信方式の免許局については法律により2022年12月から使用できなくなりますので注意が必要です。

キャリアセンス

登録局にのみ搭載が義務付けられている機能です。キャリアセンスとは、混信を防止することを目的に、同じ周波数帯で基準値以上の強さの電波を受信している時は、送信を禁止する機能です。 登録局はチャンネル数が少ないため、こういった機能を利用しないと混信や電波の干渉が起こってしまうんですね。
登録局の無線機を使用している時に、LEDランプが緑色や青色に点滅している時は、キャリアセンス機能により送信ができないことがあるので、その場合はチャンネルを変えていただくか、他の無線機の通話が終わった後で送信してください。

結局、免許局と登録局ってどっちが使いやすいの?

免許局と登録局の違いを書いてきましたが、どちらを選んだらよいのか迷ってしまうと思います。基本的には「30以上のチャンネル数(系統)を使うことが多い場合は免許局、それ以外の場合は登録局」というイメージで良いと思います。
登録局では、稀にキャリアセンス機能が働き、通話が“待ち”の状態になる場合がありますので、それを避けたい場合は免許局にしておくと良いでしょう。ただし、免許局の場合は、不足時に保有している免許局に対して追加でレンタルサービスを活用することができなくなりますので、追加レンタルを受けたい場合は登録局を選んでおくという考え方もあります。
本日(2021年9月)時点では、免許局のみにアナログ無線機がラインアップされており、通信時の遅延が無い点で重宝されていますが、2022年12月以降は免許局も登録局もすべてデジタル化され、音質や遅延についてはほぼ変わらなくなります。以下のような点に注意して最適な種別の無線機を選んでみましょう。

免許局・登録局のメリット・デメリット

『免許局』
  • 【○】キャリアセンスを搭載していないため、通話の“待ち”が発生しない
  • 【×】不足時に追加レンタルが受けられない
  • 【×】無線機を何社かで持ち寄っても、通信に互換性がない
  • 【×】申請や免許更新の際に、1台ずつに印紙代(2,400円)が必要
『登録局』
  • 【×】キャリアセンスを搭載しているので、通話の“待ち”が発生する事がある
  • 【○】不足時に追加レンタルが受けられる
  • 【○】簡単な手続きで利用できる
  • 【○】申請や登録更新の際に、1台ずつではなく1申請に対する印紙代(1,400円)で済む
  • 【○】個人名義でも登録することが出来る
登録局の方が、多くのユーザーにとってメリットが多く、デメリットが少ないという少し偏った状態になっています。

結論:迷ったら登録局

企業、個人のどちらのユーザーにとっても、日頃から30系統以上が必要というシーンはほとんどありません。30系統以上必要なシーンは、大規模なイベント時に、運営や進行、警備や案内などそれぞれにチャンネルを割り当てる必要がある場合などのように限定的です。従って、「登録局のラインアップの中から無線機を選んでいく」という選択で大きく外すことはありません。
また、登録局のキャリアセンスの発生頻度は、一般的なセミナーやイベント時にはほぼ発生しないと考えて問題ありません。発生しやすい条件は、大規模イベント(登録局の運用台数が500台超)で、多数の企業が登録局を現場に持ち込み、運営・進行・警備などが登録局で作れる上限の29ch(系統)をフルに使い、同じ時間帯に常時連絡を取り合うような場合です。

わたしたちネクストギアーズでは、そういった大規模イベントにも日常的に対応しておりますので、キャリアセンスが発動しないように系統のアドバイスをするところからからお客様をサポートしていますので、ご相談だけでもお気軽にお声掛けくださいね。

注意
少しでも迷う場合は必ず「免許局と登録局のどちらがよいのか悩んでる」とわたしたちプロにご相談くださいね。

免許局も登録局も1台あたり30,000円以上することが普通なので、ある程度台数を揃えて運用するとなると高額な出費となりますし、ランニングコストも割と必要な製品です。 文章だけだとピンと来ないことも多いと思うので、少しでも悩んでしまう時は、「こんなシーンで使う予定なんだけど、どんな無線機が最適?」といった具合にお気軽にご相談ください。


▶無線機の免許制度についてもう少し詳しくという方はこちらのコラムもご覧ください!

▶無線機の購入とレンタルサービスの比較についてはこちらのコラムもご覧ください!

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