NEW
無線機
デジタル無線機は、音声をデジタル信号に変換して電波で送受信する無線機です。アナログ無線機に比べて雑音が少なく、クリアな音質で通信しやすいという特徴があります。
また、デジタル方式はアナログ方式に比べて周波数を効率よく利用しやすいため、限りある電波を有効活用する目的でも導入が進められてきました。
2008年に簡易無線のデジタル化が進められ、2009年頃からデジタル簡易無線機の登録局が登場しました。それまでの業務用無線機は、免許を受けた法人や団体が使用するものが中心でしたが、登録局の登場により、イベント・レジャー・レンタルなど、無線機の利用シーンが大きく広がりました。
デジタル無線機が生まれた大きな理由は、電波をより効率よく使うためです。
電波は無限に使えるものではなく、限りある資源です。テレビ、ラジオ、携帯電話、消防・救急無線、Bluetooth、Wi-Fi、防災無線、業務用無線など、私たちの身の回りではさまざまな用途で電波が使われています。
そのため、限られた周波数をより多くの用途で活用できるように、アナログ方式からデジタル方式への移行が進められてきました。
道路で例えると、限られた車線をより多くの車がスムーズに走れるように交通整理するようなイメージです。電波の世界も、混み合うと通信しづらくなります。
デジタル無線機とアナログ無線機は、音声を電波に乗せる際の処理方法が異なります。
無線機で通信する際は、音声を電波に乗せて相手に届けるために「変調」という処理を行います。アナログ方式は、音声をそのまま電波に乗せるイメージです。一方、デジタル方式は、音声をデジタル信号に変換して送るイメージです。
変調作業を“100枚の写真の受け渡し”に例えてみましょう。
アナログ方式の場合、100枚の写真を現像し、アルバムに綴じて届けるようなイメージです。デジタル方式の場合は、写真データを圧縮してUSBメモリに保存し、そのUSBメモリを届けるようなイメージです。
アナログ方式は通信に多くの容量を使いますが、デジタル方式はデータを効率よく処理できるため、限られた周波数を有効に使いやすくなります。
現在は、業務用の簡易無線機についてもデジタル方式が主流になっています。特に、イベント・警備・施設管理・工場・物流・防災用途では、デジタル簡易無線機やIP無線機が多く利用されています。
アナログ簡易無線機の使用期限は、2024年(令和6年)11月30日で終了しています。2024年12月1日以降、対象となるアナログ簡易無線機を使用することはできません。
以前は2022年11月30日が使用期限とされていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響による激変緩和措置として、2024年11月30日まで期限が延長されました。
現在は、その延長後の期限もすでに経過しています。そのため、対象となるアナログ簡易無線機をお持ちの場合は、廃止申請、デジタル無線機への買い替え、変更申請、アナログ波の停波措置など、必要な対応が完了しているか確認が必要です。
特に、倉庫や防災備蓄品として保管している古い無線機は、普段使用していない分、見落とされやすいので注意してください。
アナログ無線機からデジタル無線機に買い替える際は、「免許局」と「登録局」の違いに注意してください。
免許局と登録局では、使用できる人、申請方法、レンタル機との互換性、運用ルールが異なります。また、周波数やチャンネル構成も異なるため、すべての機種同士がそのまま通信できるわけではありません。
免許局は、免許を受けた法人や団体に所属する人が業務で使用する無線機です。一方、登録局は、法人・団体・個人でも利用しやすく、レンタル機との組み合わせもしやすい無線機です。
イベントや繁忙期に追加レンタルを行う可能性がある場合は、登録局やIP無線機を選ぶことで、運用の自由度が高くなる場合があります。
免許局と登録局の違いについては下記コラムもご覧ください。
無線機の免許局と登録局の違いとは?
「技術基準適合証明等のマーク」(以下、技適マーク)
日本国内で使用するために作られた無線機には、技適マークが付いています。
技適マークは、電波法で定められている技術基準に適合している無線機であることを示すマークです。日本国内で無線機を使用する場合、原則として技適マークが付いた機器を使用する必要があります。
インターネット等で海外製の無線機を購入した場合、技適マークが付いていないことがあります。技適マークのない無線機は、免許を受けられないだけでなく、使用自体が電波法違反になる恐れがあります。
価格が安いからといって、技適マークのない無線機を購入するのはおすすめできません。安く買ったつもりが、結果的に一番高い買い物になることがあります。
無線機の種類や現在の免許状況によって、必要な申請内容は異なります。以下は一般的な例です。
■アナログ無線機
アナログ無線機の廃止申請
アナログ無線機の廃止申請/デジタル無線機の免許申請または登録申請
■アナログ/デジタルのデュアル方式無線機(デジアナ無線機)
無線局の変更申請
※申請とは別に、無線機本体からアナログ波を発射しないようにする本体改修、いわゆる停波措置が必要です。
■デジタル無線機
すでにデジタル方式のみで適切に免許・登録されている無線機は、原則としてそのまま使用できます。
※免許期限・登録期限・電波利用料の納付状況は別途確認が必要です。
■免許局無線機から登録局無線機に変更して使用する場合
お持ちの免許局無線機の廃止申請/登録局無線機の登録申請・開設届など
※申請内容は、現在の免許状況、無線機の種別、台数、使用エリア、申請方法によって異なります。実際の手続きは、管轄の総合通信局または無線機販売店へ確認することをおすすめします。
申請手続きの際は、総合通信局へ支払う申請手数料や、無線局を運用するための電波利用料がかかる場合があります。
申請費用は、免許局か登録局か、書面申請か電子申請か、個別登録か包括登録かによって異なります。また、制度改定により金額が変更される場合があります。
【費用例】
アナログ無線機30台をデジタル無線機に買い替える場合
アナログ無線機30台の廃止申請
デジタル無線機30台分の免許申請または登録申請
デジタル無線機本体の購入費用
必要に応じて、代理申請手数料・設定費用・付属品費用
以前は、申請費用を1台あたりの金額で簡単に試算できるケースもありましたが、現在は申請方法や制度改定によって金額が変わる可能性があります。
そのため、具体的な費用を確認したい場合は、現在お持ちの無線機の型番、台数、免許状況、希望する入れ替え方法を確認したうえで見積を取ることをおすすめします。
委任状があれば、ネクストギアーズで代理申請も行います。
※申請手数料とは別に、代理申請手数料を申し受けております。
アナログ簡易無線機の使用期限はすでに経過しています。そのため、今後は「期限までに準備する」というよりも、「現在の運用に問題がないか確認し、必要な場合は速やかに切り替える」ことが重要です。
免許申請や登録申請、変更申請には一定の処理期間が必要です。また、機種や台数によっては在庫確認、設定作業、付属品の準備、社内テスト、現場での電波確認が必要になる場合があります。
【現在アナログ無線機を保有している場合のスケジュール例】
1. 現在保有している無線機の型番・台数・免許情報を確認
2. アナログ簡易無線機に該当するか確認
3. 廃止・買い替え・停波措置・レンタル切り替えの方針を決定
4. 必要に応じて総合通信局への申請を実施
5. デジタル無線機またはIP無線機を導入
6. 現場で通信テストを実施
7. 旧機種の廃棄・保管・管理情報を整理
ここまでの煩雑な手続きや申請は、ネクストギアーズがサポートさせていただきます。
1人でやろうと思うと、型番確認、免許状況の確認、申請書類、機種選定、設定、現場テストまで多くの作業が必要になります。難しいことはプロにお任せください。
アナログ無線機からデジタル無線機へ移行する方法の詳細については、下記コラムでも説明しています。
アナログ方式の簡易無線局の使用期限と対処方法
小型で軽量なため、長時間のイベント運営でも扱いやすい機種です。登録局の無線機なので、イベントの規模に応じて台数が足りない場合に、追加レンタルで対応しやすい点もメリットです。
5Wのハイパワー機で、屋外イベントや商業施設、警備現場など、幅広いシーンで利用しやすいデジタル簡易無線機です。
防塵・防水性能に優れており、屋外警備や雨天時の現場でも使用しやすい機種です。
ユーザーコードや秘話コードを設定することで、通信内容を第三者に聞かれにくくすることもできます。警備現場では、配置情報や誘導内容など、外部に聞かれたくない内容を扱うこともあるため、秘話性の高い通信は重要です。
IP無線機は、携帯電話回線を利用して通信する無線機です。対応エリア内であれば、距離に関係なく通信しやすい点が特徴です。
施設内のスタッフ同士の連絡だけでなく、送迎車両と施設間の通信、複数拠点間の連絡、本部との情報共有にも活用できます。
また、災害時の安否確認や初動対応指示など、BCP対策としても役立ちます。広い敷地や複数拠点を持つ施設では、デジタル簡易無線機だけでなく、IP無線機も選択肢に入れることをおすすめします。
免許局のデジタル簡易無線機は、登録局に比べて使用できるチャンネル数が多い点が特徴です。
都心部や市街地のビルでは、周辺で多くの無線機が使われている場合があります。そのため、混信リスクを抑えたいビルメンテナンスや施設管理では、免許局のデジタル無線機が適している場合があります。
IC-DU75はデジタル波のみで通信する機種のため、アナログ簡易無線機の使用期限経過後も、適切な免許のもとで継続して利用できます。
アナログ簡易無線機の使用期限は、2024年11月30日で終了しています。2024年12月1日以降、対象となるアナログ簡易無線機は原則として使用できません。
「いま使っている無線機はデジタル無線機なのだろうか?」
「倉庫にある古い無線機はまだ使えるのだろうか?」
「免許局と登録局のどちらを選べばいいのだろうか?」
「購入・リース・レンタルのどれが自社に合っているのだろうか?」
このようなお悩みがあれば、一度ネクストギアーズへお問い合わせください。
現在使用している無線機の型番や台数、使用場所、使用頻度を確認したうえで、デジタル簡易無線機・IP無線機・レンタル運用など、お客様に合った方法をご提案いたします。
※古いアナログ無線機や、アナログ/デジタルのデュアル方式無線機をお持ちの場合は、廃止申請・停波措置・変更申請が必要になる場合があります。使用前に必ずご確認ください。
▶デジタル化についてもう少し詳しくという方はこちらのコラムもご覧ください!
▶無線機のご購入とレンタルサービスの利用で迷った際はこちらのコラムもご覧ください!
(新しいタブで開きます)
在庫状況によってはレンタルできない場合も
ございますのでお早めにご相談ください
電話にて即日での
お見積もり対応が可能です!
わたしたちネクストギアーズは、“必要としている場所”に“必要な製品”を
“必要な数”、“最高の品質”で提供いたします。
また、わたしたちに関わるすべての人の成功と幸せを追求した経営を行うことにより、広く継続的に社会貢献をいたします。