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トランシーバー

【インカム・トランシーバー】用途別に最適な機種4選

トランシーバー(インカム・無線機ともいう)には沢山の種類があり、使用するために免許が必要な機種もあるため、なかなか選ぶことが難しいです。 本コラムでは、トランシーバーを使用する際のシュチュエーションを想定しながら、注意点なども踏まえて、おすすめのトランシーバーを9機種ご紹介します。

※機種情報は2021年9月13日時点の情報です

トランシーバーは以下の3つの種別に分かれています

  1. 特定小電力トランシーバー
  2. 簡易業務用無線機
  3. IP無線機

“トランシーバー”というのは、“無線機”や“インカム”とも呼ばれます。業種によって、同じトランシーバーのことを無線機と呼んだり、インカムと呼んだりします。少し不思議な感じがしますが、業界毎の呼び名が違うのは古くからの慣習となっているので、あまり気にしないでも問題になる事はありませんのでご安心ください。

さて、3つの種別の中で“トランシーバー”という表記があるのは「特定小電力トランシーバー」のみですが、簡易業務用無線機もIP無線機も「トランシーバー」と呼ばれていますので、本コラムではこの3つの種別の中から用途ごとに機種をピックアップしてご紹介しています。

それぞれ、通信距離や利用環境によって使用すべきトランシーバーが異なり、特に、簡易業務用無線機を使用する場合は、利用に免許や登録が必要なことがあるため注意が必要です。

トランシーバー(インカム・無線機)の通信距離や価格の目安

特定小電力トランシーバー簡易業務用無線機IP無線機
通信距離約200m約1km〜5km国内全域
(3G/4G/LTE圏内)
購入料金約1万円〜約3万円約2.5万円〜約7万円〜
レンタル料金
(宅配の場合)
500円〜
(1500円〜)
1,800円〜
(2,400円〜)
3,500円〜
(4,000円〜)
利用可能時間約30時間約13時間約17時間
同時通信人数最大9人
(一部機種のみ)
基本的に不可可能
(人数制限無し)
免許・登録不要必要
(レンタル時は不要)
不要
特徴壁がある場所や市街地では通信しにくい幅広い業種に普及している携帯電話の圏外では通信できない
※簡易業務用無線機をレンタルする際は、お客様側ではなく貸出し側が登録状を取得している必要があります。また、レンタルの際には無線局の運用の特例に係る届出が必要ですが、ネクストギアーズでは全てのレンタル無線機に対して届け出を実施しておりますので安心してご利用ください。

用途別おすすめトランシーバー

ここからはオススメのトランシーバーをご紹介します。様々なシチュエーションに対応している機種として、各種別(距離毎)の中から、特にオススメなUBZ-M31・TCP-D551・IP500Hをピックアップしました。

これ3つのトランシーバーに共通する特徴は、コンパクトで持ち運びしやすいことです。利用いただいているお客様に持ち比べていただき、選ばれることが多い機種になります。

【UBZ-M31】 メーカー:KENWOOD(ケンウッド)

UBZ-M31はケンウッドから販売されている特定小電力トランシーバーです。お手頃な価格で入手できて、対応するアクセサリーも多く使いやすい短距離向けのトランシーバーです。通信距離は約200m。ワンフロアから2フロアくらいの通信距離が目安で、小売店飲食店の運営にご利用いただいています。屋外では、交通誘導やレジャー用途に適しています。

【TCP-D551】 メーカー:KENWOOD(ケンウッド)

TCP-D551もKENWOOD(ケンウッド)から販売されている簡易業務用無線機です。通信距離は約5kmで一般的なビル内でも10フロアから15フロア程度までなら通信ができます。企業での購入やレンタルが多く、敷地面積の大きな“小売店(スーパーなど)”や“各種製造工場”、“イベント”や“学園祭”や“オープンキャンパス”などの学校行事などなど、幅広いシーンで使われてるトランシーバーです。

【IP500H】 メーカー:ICOM(アイコム)

IP500Hはアイコムから販売されているIP無線機です。通信距離は携帯電話が使える範囲ならどこでも通信できます。au版/docomo版/au&docomo版(デュアル)などキャリアの選択肢が多く、通信距離をほぼ気にせずに使用できる点が強みです。あらゆるシチュエーションに対応可能なため、“TCP-D551”と同じく“各種製造工場”やマラソン大会や大型施設を使用した“イベント”、敷地面積の広い大学の“学園祭”や“オープンキャンパス”、空港や鉄道などを含む“運送業”など幅広く使用されています。しかし、携帯電話の電波が入らない山間部での利用には適さないので注意が必要です。

小規模施設(ワンフロア)での利用におすすめのトランシーバー

ワンフロアから2フロア程の範囲での利用で、同じ店舗や会社の人しかトランシーバーを使わない場合、雨風も建物の壁による通信障害も問題ないケースが多いので、軽量で使いやすいUBZ-M31がおすすめです。 通信距離は約200mが見通しの良い場合の目安ですので、その広さを超える場所での利用や壁などの遮蔽物が多い場合は、通信距離が最大5kmのTCP-D551を使うことをおすすめします。

フェスやスポーツイベント、大規模施設(複数階)での利用におすすめのトランシーバー

野外で開催されるフェスやスポーツイベントで使う場合におすすめの機種は、簡易業務用無線機の中で最軽量機種と最薄のTCP-D551です。何といっても持ち運びしやすく、雨風にも対応しており、総重量約222gと他の機種に比べても軽量で使いやすいため、おすすめのトランシーバーです。

登山やスキーでの利用におすすめのトランシーバー

長距離の利用が想定される登山やスキーにも“TCP-D551”がオススメです。見通しでの通信距離が最大5kmほどあるので、登山やゲレンデでの通信にも安心感があります。簡易業務用無線機は、トランシーバー同士で直接電波のやり取りをするため、携帯電話が圏外の山間部でも通信がしやすい特徴もあります。防水・防塵性能もIP67と高いため、登山やスキーの利用に適した機種になります。携帯と同じ電波を使うIP無線機は、山間部で電波が入りづらくなるため、利用は控えた方が良いでしょう。

工場や工事現場での利用におすすめのトランシーバー

工場や工事現場など粉塵が多い場所での利用では、防塵防水性能を表すIPの数値が高いトランシーバーが適しています。IC-D70/IC-D70BTは、防塵防水性を示す数値がIP67で、細かい粉塵の進入を防ぐ防塵性と、多方面の雨風にも対応できる防水性を兼ね備えた堅牢性の両方が高い機種のため、工場や工事現場の利用におすすめのトランシーバーです。

アウトドアや海水浴での利用におすすめのトランシーバー

アウトドアや海水浴のシーンでも、工場や工事現場での利用と同様に防水性を第一に機種を選ぶ必要があります。IC-D70/IC-D70BTは、IP67の防塵防水性能があるので、水に浸かっても問題がないほど防水性があります。総重量約236gと軽量なので海での利用におすすめです。 海でトランシーバーを使う上での注意点として、トランシーバーの防水性は海水に対するものではないため、念のため防水ケースを使った方が良いでしょう。

マラソン大会やトレイルラン、トライアスロンでのおすすめのトランシーバー

ロードレース系のスポーツイベントは、通信が必要な範囲が広大なため、IP500Hが適しています。携帯電話のデータ通信(3G/4G/LTE)ができる範囲内であれば、国内のどことでも通信ができる点が魅力です。ただし、山間部で携帯電話が圏外となるエリアでは使用できなくなってしまう点に注意しましょう。

トランシーバーの選び方

トランシーバー選びでは、用途に合った機能を持つ機種の把握が必要です。トランシーバーは、遮蔽物があるとつながりにくいことや、展示会やイベントなどで多数のトランシーバーが使われていることが原因で混信してしまうことがあります。利用環境に適さない機種を選んでしまうと、そもそも通信できない可能性もあります。円滑に通信するためにも、トランシーバーを選ぶ判断材料として、通信距離、周辺環境、防塵防水性、利用可能人数などは、あらかじめ把握しておくといいでしょう。

▶シーンや業種から最適な機種を選ぶにはこちらのページもご覧ください!

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買ったり使ったりしてはいけないトランシーバー

日本の電波法に基づき、国内で利用できる無線機器には、技適マークの印が付いています。技適マークのない機種は、国内使用が認められていない機種であり、電波法に違法となるので、購入しないように注意しましょう。

免許や登録が必要なトランシーバー

簡易業務用無線機は、トランシーバーの種類の中でも免許や登録が必要な場合がある無線機です。レンタルをする場合は、レンタル会社が登録申請をしているので、登録申請をする必要はありませんが、自分で購入する場合は機種に応じて自ら登録や免許申請を行う必要があります。

※レンタル会社の中には登録申請を行わず、レンタル業務をしている業者がいまでも存在するようなので、出来るだけ信頼できる無線機業者からレンタルを行なってください。

まとめ

トランシーバー(無線機・インカム)を選ぶ際は、あらかじめ利用環境を想定することで、電波障害や通信不可の状態を避けることができます。通信距離、雨天環境、重量、持ち運びやすさ、それぞれの無線機にあった利用環境を想定して、自分にあったトランシーバーを選択しましょう。

ここまで紹介した4機種は、すべてネクストギアーズでレンタル利用がいただけます。初めて無線機を利用されるお客様に対しても、今まで培ってきた経験を踏まえ、できるだけ丁寧に分かりやすく安心して購入やレンタルができるようサポートをしています。ホームページには、メーカー別、距離別、シュチュエーションや業種別によってトランシーバーの分類分けがされているので、ご確認の上お気軽にご相談ください。


▶トランシーバー(インカム・無線機)の電波についてはこちらのコラムもご覧ください!

▶トランシーバー(インカム・無線機)のアクセサリーについてはこちらのコラムもご覧ください!

▶業務用無線機とIP無線機の違いについてはこちらのコラムもご覧ください!

▶特定小電力トランシーバーの機種選定についてはこちらのコラムもご覧ください!

▶購入かレンタルの比較についてはこちらのコラムもご覧ください!

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