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トランシーバー(インカム・無線機)の電波とおすすめ機種8選

トランシーバー(インカム・無線機)と電波の関係性

電波って何?

私たちの身の回りには、スマートフォン、テレビやラジオといった数多くの電子機器が存在しています。これらは電磁波の一種である“電波”を使う事で、相手の音声を聞き取ったり、相手に音声を届けたりする事を可能にしています。

電波の種類は電子機器によって異なり、周波数の違いで分類する事ができます。周波数とは1秒間に揺れる波の数の事であり、波の数が少ない時は「周波数が低い」、多い時は「周波数が高い」と表現します。周波数によって電波の伝わり方や伝送する情報量等が異なります。

例えば、下記のイメージ図で、1秒間に3回振動している周波数を3Hz、10回振動している周波数を10Hzと表現します。10Hzは3Hzと比べて「周波数が高い」と言う事が出来ます。

周波数の説明

トランシーバー(インカム・無線機)と電波の関係性

トランシーバーでは、音声の送受信に電波(周波数)を利用しています。多くの無線機には、“チャンネル”として周波数が固定された状態でセットされています。簡単に説明すると、無線機同士のチャンネル(周波数)を合わせた状態にすると、同じチャンネル同士で通信ができるようになっています。

電波=周波数、指定の周波数=チャンネルという感じでイメージしていただくと良いと思います。

※無線機の種別によっては、混信を避けるために、チャンネルを合わせただけでは交信できないようになっています

トランシーバーに使われている電波(周波数帯)一覧

無線機を含めた通信機器全般の周波数帯は、国際連合の専門機関である国際電気通信連合(ITU)により業務の種別や目的に応じて定められています。通信機器は業務内容に応じて使われる周波数帯が異なります。業務用途で使う無線機は大きく分けてVHF帯とUHF帯と呼ばれるの2つの周波数帯に大別できますので違いを含めてご説明します。

日本では、電波の利用許可(割り当て)は総務省が管轄しています。

■VHF帯

障害物が無い屋外での利用を目的としています。UHF帯と比較すると、電波が対象を回り込む性質が高い為、ビル間での連絡や山間部での防災用無線や消防用無線としてのご利用が多いです。

■UHF帯

屋内外での長距離通信での連絡手段を目的としております。VHF帯と比較すると電波の直進性が高い為、木材やガラス等をある程度通過しての通信が可能です。また利用できる周波数(チャンネル数)がVHF帯よりも多い事も特徴の一つです。

UHFとVHFの電波の飛び方

UHF帯は、利用できる周波数帯が多く、混信のリスクが低い点と、遠くの人に安定した情報を伝達出来る直進性が高い点で、VHF帯よりも多くのシーンで利用されています。また、VHF帯やUHF帯のトランシーバーは、種別ごとに4つのカテゴリーに分かれ、割り当ての周波数帯や周波数が異なります。図2に各種別の特徴とメリットとデメリットをまとめましたのでご覧ください。

デジタル無線局
(免許局)
デジタル無線局
(登録局)
特定小電力トランシーバーIP無線機
免許必要
※1台毎
不要不要不要
登録不要必要
※1団体毎
不要不要
利用シーン・企業や団体における業務用通信・企業などにおける業務通信
・イベントなど多数の人が関わる業務の通信に利用
(免許人以外も利用可能)
・個人でのレジャー通信
レンタル可否不可
チャンネル数・19チャンネル
(150MHz帯)

・65チャンネル
(460MHz帯)
・30チャンネル
(351MHz帯)
・20チャンネル
(400MHz帯)
・27チャンネル
(中継器利用チャンネル:400MHz帯)
・グルーピングで管理
(800MHz帯)
使用可能場所・日本国内の陸上
・日本周辺海域
キャリアセンス※なしありなしなし
メリット・チャンネル数が多く、混信しにくい
・キャリアセンスがない
・利用開始時の手続きが免許局より簡単
・登録名義人以外の利用が可能
・個人での利用も可能
・他名義登録の無線機との通信が可能
・レンタルが可能
・利用開始時の手続き不要
・個人での利用も可能
・レンタルが可能
・個人での利用も可能
・レンタルが可能
・携帯電話通信網内の広域通信
デメリット・免許申請、免許管理が煩雑になりやすい
・他名義の無線機と通信するには、手続きが必要
・個人での保有はできない
・レンタル不可
・キャリアセンスがある・チャンネル数が少なく、混信が発生しやすい
・通信距離が短い
100m~200m)
・データ通信費が毎月数千円/台発生する
・通話にタイムラグが発生する
※周波数が異なる種別との通信は出来ないので、購入やレンタルサービスの利用時にはご注意ください

電波って勝手に使用していいの?

トランシーバーには、国から許可(割り当て)された周波数帯によって、複数の種別があることがご理解いただけたかと思います。それでは、それぞれのトランシーバーは自由に電波を飛ばして使用しても良いのでしょうか?

⇒電波は電波法で規制されているため勝手に使用してはいけない

電波は無限に存在するものではなく有限であり、これらを公平且つ効率的に利用することが求められています。こうした内容は“電波法”という法律で定められており、私たちはこの法律を遵守する必要があります。 電波法で規制されている以上の出力や周波数を使用してしまうと、他の電波を利用する機器が誤作動してしまったり、通信不良が発生してしまい、生活やライフラインに影響が出てしまうこともあるので必ず守る必要があります

  • ■免許局無線機を免許無しで電波を発射した
  • ■登録局無線機を登録状無しで電波を発射した
  • ■指定された周波数以外で電波を発射した

上記は一例ですがすべて電波法違反となり「1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金」が科せられます。なお、他の公共の無線電波を妨害した場合は重要無線通信妨害罪となり、「5年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金」となります。

また、ネットショップでは、違法無線と呼ばれる日本で規定されている出力以上の無線機が販売されています。こういった無線機を使用した場合も電波法違反に抵触しますのでご注意ください。

※違法無線機の詳しい説明にに関してはコチラ

(新しいタブで開きます)

種別ごとのレンタル・販売トランシーバーのおすすめ8選

  前述した通りトランシーバーは種別毎に周波数帯と出力が異なり、それによって通信できる距離が変わります。ここでは通信距離に応じて【短距離】【長距離】【広域】の3種類に分けた上でそれぞれのおすすめの機種をご紹介いたします。

短距離タイプ

こちらは特定小電力トランシーバーと呼ばれているタイプで、通信距離は100m~200m程度です。機種によっては更に出力が小さいタイプも存在し、その場合は通信距離が更に短くなりますので、購入やレンタル時にはご注意ください。

特定小電力トランシーバーは、主にカフェや居酒屋等の飲食店や、携帯電話ショップ等のワンフロア内での連絡手段にご利用いただいております。また小型の機種が多く発売されており、長時間保持していても身体への負担が少なく、業務の妨げになりにくいのも特徴の一つです。また、特定小電力トランシーバーは乾電池1本で30時間以上使用できるタイプが多いので、乾電池が消耗した際には手軽に交換できるのでスムーズな運用が可能です。

長距離タイプ

登録局と呼ばれている長距離タイプの簡易業務用無線機となります。上記3機種は出力が全て5Wで、通信距離は変わりません。通信距離は遮蔽物が無く見通しが良い場所で5㎞程度、市街地で1㎞~2㎞程度と利用する場所によって通信距離に差が出ます。

簡易業務用無線機は様々なシーンで利用されており、例えば東京ビッグサイトや幕張メッセでのイベント運営業務や学園祭やオープンキャンパス等の学校行事、大型施設や交通誘導の警備時における情報連絡手段として利用するなど様々な場面で活躍しています。

広域タイプ

電波出力は0.25Wと簡易業務用無線機と比較すると1/20程度ですが、全国にある携帯電話の基地局を経由して音声データが送受信されます。つまりdocomo・au・softbankといった携帯キャリアの電波回線を利用するIP無線機は電波回線圏内であれば日本中どこでも通信が可能です。

携帯電波が届かない山間部や地下、トンネル内部では通信出来ませんが、携帯電波の届く範囲でしたら利用可能です。運送会社でドライバーと事務所間での連絡手段や、イベント運営時に統括責任者が全体の状況把握の為に利用したりと、幅広くご利用いただいております。

IP無線機は携帯電話と同じように相互で通話する事が可能なので、よりスピーディーに連絡を取り合う事が出来る点も特徴です。国内だけでなく、世界中と通信を行いたい場合には、衛星を利用する無線機であるIC-SAT100が最適です。海上や砂漠等の空が見える開放的な場所であれば世界中どこでもご利用する事が可能です。通信範囲によって料金体系が異なりますので、興味のある方はご相談下さい。

以上が電波出力ごとのおすすめ機種のご紹介となります。ご利用シーンに応じて機種が異なり出力が距離に影響する事がお分かりいただけたかと思います。 但し、出力の大小は電波を送信する距離に大きく関わりますが、それだけでトランシーバーを選んで良いのでしょうか?

続いてはトランシーバーを選ぶ際の注意点をお話いたします。

出力=距離?トランシーバーを選ぶ際の注意点

トランシーバーの通信距離は、基本的には送信出力(W)の大小で決まりますが、もう一つ重要な事はトランシーバーを利用する環境です。

市街地や屋内の場合

電波の特性上、送信から受信までの経路上にビルや壁がある場合、電波は透過・反射する傾向があるため、期待するほどの通信距離を得られない場合があります。一般的に金属は電波を通さず、木やガラス、プラスチック等は電波を通しやすい材質となっております。

電波の反射と透過イメージ

特定小電力トランシーバーや簡易業務用無線機は、端末同士で電波を飛ばし合い通信を行うので、利用環境に大きく左右されます。屋内の場合は壁の材質によっては全く電波が届かないといったケースもあるので注意が必要です。

本番環境でのご利用までに時間がある場合は、実機を利用しての通信テストを行う事をおすすめいたします。通信テストを行う事で、長距離タイプや広域タイプ等の種別をしっかりと特定出来るので、本番当日や導入後に安心してご利用する事が可能になります。

山間部の場合

携帯電波が届きにくいエリアでは、IP無線機ではなく簡易業務用無線機のご利用をおすすめしております。
簡易業務用無線機は端末同士の通信となりますので山間部で活躍する無線機です。但し、天候により通信距離が左右されますので、ご利用時は人員の配置を考慮する等、運用面での工夫が必要でしょう。 更に広範囲で通信を拡大したい場合には据え置きタイプの基地局を運営本部に設置する事で安定した電波の送受信が可能になります。

まとめ

トランシーバーは“出力の大きさ”と“利用する場所や環境”によって通信距離が大きく変化します。また、出力が大きい機種程、価格が高くなる傾向がございますので、ご利用するシチュエーションを考慮した上で購入またはレンタルする事をお勧めいたします。

ネクストギアーズでは、お客様にとって「ご購入」か「レンタルサービス」のどちらが最適か、どちらに偏ることなく公正にご提案をおこなっております。また、無料デモ機を多数ご用意しておりますので、ご返送料金のみで実機をお試しいただくことも可能です。

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▶長距離に対応した無線機について詳しくという方はこちらのコラムもご覧ください!

▶短距離タイプの無線機について詳しくという方はこちらのコラムもご覧ください!

▶購入とレンタルの比較ついて詳しくという方はこちらのコラムもご覧ください!

▶用途ごとのオススメ無線機を知りたい方はこちらのコラムもご覧ください!


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